今回はEthereumの起動を行います。
ジェネシス・ブロックの準備
まずは、Ethereum起動の前準備としてジェネシス・ブロックを用意する必要があります。
[ジェネシス・ブロック genblock.json]
1 | { |
環境の初期化
次に下記のコマンドを実行し、環境の初期化を行います。
datadirオプションにはデータを保存するディレクトリを指定します。
initには作成したジェネシス・ブロック(genblock.json)を指定します。
[Ethereum初期化コマンド]
1 | geth --datadir ./data init ./genblock.json |
[実行結果]
Ethereumの起動
初期化が完了したら、いよいよEthereumの起動を行います。
下記コマンドを実行します。
なおnetworkidオプションには、genblock.jsonのchainIdで設定した値と同じものを指定します。
[Ethereum起動コマンド]
1 | geth --networkid "1100" --datadir ./data console |
[実行結果]
致命的なエラーとなり、うまく起動できませんでした。
調べたところWSL環境ではソケットのListenができないために、Ethereumが起動できないようです😢
次回は、WSLではなくLinux環境を構築し、再びEthereum環境の起動をトライします。