ブロックチェーンで広がるIoT(2) - データを時系列で記録

時系列データ記録

ブロックチェーンでデータを格納すると、どのIoT端末から「いつ、どこでから」データを収集したかがブロックに記録されるので、時系列データとして扱えます。

IoT端末を使うと自動でデータを収集することができますが、たとえIoT端末が時間を持っていない場合でも、データをブロックチェーンに書き込んだ時点の時刻は残ります。

書き込まれる時刻は現在時刻ではなく前ブロックから現ブロックまでの相対時間が記録されます。

このため国や地域の時刻や時差を意識しないで済むようになり、時刻の一元管理が不要になっています。

中央集権型のシステムのように、サーバが時刻を一元管理して同期させる仕組みがなくても、各ブロックの前後関係を表すことが可能なのです。