OpenPyXL⑳ (セルの幅と高さを設定)

セルの幅と高さを設定

Worksheetオブジェクトには、セルの幅や高さ を保持するオブジェクトがあります。

  • column_dimensionsオブジェクト
    セルの幅を保持します。
    widthプロパティ でセル幅を設定します。
    0から409まで の整数、または小数を設定可。単位はポイント(pt)。
  • row_dimensionsオブジェクト
    セルの高さを保持します。
    heightプロパティ でセルの高さを設定します。
    0から255まで の整数、または小数を設定可。単位はポイント(pt)。

セルの幅と高さを設定するサンプルコードは下記のとおりです。

[Google Colaboratory]

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import openpyxl
book = openpyxl.Workbook() # Workbookオブジェクトを生成
sheet = book.active # アクティブシートを取得

sheet['A1'] = '幅を設定' # A1セルに文字列を入力
sheet.column_dimensions['A'].width = 50 # A列の幅を30に設定
print('A列の幅 =>', sheet.column_dimensions['A'].width)

sheet['B2'] = '高さを設定' # B2セルに文字列を入力
sheet.row_dimensions[2].height = 80 # 2行目の高さを100に設定
print('2行目の高さ', sheet.row_dimensions[2].height)

book.save('Test.xlsx') # ファイル保存

[実行結果]

[Test.xlsx]

保存されたExcelファイルを開くと、セルの幅と高さ が変更されていることを確認することができます。