Plotly Express㉑(階級区分図)

階級区分図(コロプレスマップ)は、値に合わせた色調に塗り分けた地図です。

地域ごとの値をカラースケールで表現します。

データの読み込み

まずはデータを読み込みます。

準備するデータはgapminderデータセット(年・国ごとの平均寿命と一人当たりのGDP)の2007年分を抽出したものとなります。

[Google Colaboratory]

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import plotly.express as px

gapminder = px.data.gapminder()
gapmider_2007 = gapminder[gapminder["year"] == 2007]
gapmider_2007.head()

[実行結果]

階級区分図

階級区分図を描画するためにはchoropleth関数を使用します。

引数 locationsに位置データとなる列名、引数 colorに値となる列名を渡します。

引数 locationmodeでは位置の形式を文字列で指定します。デフォルトは“ISO-3”です。

以下のコードではiso_alpha列(ラテン文字3文字による国名コード)ごとのlifeExp列(平均寿命)の値を階級区分図で表示します。

ホバーツールのタイトルにcountry列のデータを指定しています。

[Google Colaboratory]

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px.choropleth(gapmider_2007,
locations="iso_alpha", # 位置をISO 3166-1 alpha-3形式で指定
color="lifeExp", # 平均寿命
hover_name="country", # ホバーツールのタイトル
).show()

[実行結果]