株価データ scipy

株価データ

株価データの分析と可視化を行います。

以下のコードは、PythonのPandasを使用して特定の株式の過去の株価データを取得し、Matplotlibで結果を折れ線グラフで可視化する例です。

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import pandas as pd
import matplotlib.pyplot as plt
import yfinance as yf # Yahoo Financeから株価データを取得するためのライブラリ

# 株価データを取得します。ここではApple Inc. (AAPL) の過去5年間のデータを取得します。
ticker = 'AAPL' # AAPLはApple Inc.のティッカーシンボル
start_date = '2018-09-01'
end_date = '2023-09-01'

# Yahoo Financeから株価データを取得
data = yf.download(ticker, start=start_date, end=end_date)

# 終値の折れ線グラフを作成します。
plt.figure(figsize=(12, 6))
plt.plot(data['Adj Close'], label=f'{ticker} Closing Price', color='b')
plt.xlabel('Date')
plt.ylabel('Stock Price')
plt.title(f'{ticker} Closing Price Data for the Past 5 Years')
plt.legend()
plt.grid(True)

# グラフを表示します。
plt.show()

このコードは、特定の株式(ここではApple Inc.の株式)の過去5年間の終値データを取得し、折れ線グラフで可視化します。株価の変動や傾向を視覚的に確認できます。

株式のティッカーシンボルを変更することで、他の株式のデータを取得し分析することもできます。

ソースコード解説

以下はコードの詳細な説明です:

1. 必要なライブラリをインポートします:

  • pandas (as pd): データの操作と分析を行うためのライブラリ。
  • matplotlib.pyplot (as plt): グラフの描画を行うためのライブラリ。
  • yfinance (as yf): Yahoo Financeから株価データを取得するためのライブラリ。

2. 株価データを取得するためのパラメータを設定します:

  • ticker: 株式のティッカーシンボル(ここでは’APPL’、つまりApple Inc.の株式)を指定します。
  • start_date: 取得したいデータの開始日を指定します。
  • end_date: 取得したいデータの終了日を指定します。

3. Yahoo Financeから株価データを取得します:

  • yf.download() 関数を使用して、指定したティッカーシンボル(’AAPL’)および日付範囲(’start_date’から’end_date’まで)で株価データをダウンロードし、data変数に格納します。

4. 終値の折れ線グラフを作成します:

  • plt.figure() 関数を使用して、グラフのサイズを設定します。
  • plt.plot() 関数を使用して、data['Adj Close'] から終値データを折れ線グラフとして描画します。labelパラメータでラベルを設定し、colorパラメータで線の色を設定します。
  • plt.xlabel() および plt.ylabel() 関数でx軸とy軸のラベルを設定します。
  • plt.title() 関数でグラフのタイトルを設定します。
  • plt.legend() 関数で凡例(ラベル)を表示します。
  • plt.grid(True) でグリッド線を表示します。

5. 最後に、plt.show() を呼び出してグラフを表示します。

このコードを実行すると、指定した期間内のApple Inc.の株価の終値データが折れ線グラフとして表示されます。
このようなグラフを通じて、株価の変動や傾向を視覚的に確認できます。