PyScript⑦(print関数)

print関数

ブラウザ上に一番簡単にデータを表示する方法はprint関数を使うことです。

Python開発者にもっともなじみのあるprint関数PyScriptで使用するとpy-terminal要素にデータを表示することができます。

[ソースコード]

print.html
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<html>
<head>
<link rel="stylesheet" href="https://pyscript.net/latest/pyscript.css" />
<script defer src="https://pyscript.net/latest/pyscript.js"></script>
</head>

<body>
<button py-click="print_to_page()" id="print">Print Things!</button>

<py-script>
def print_to_page():
print("I print things!")
</py-script>

</body>
</html>

[ブラウザ表示]

ボタンを押すと、ブラウザにすでに表示されている要素(今回のサンプルではボタンのみ)の下に黒いキャンバスが現れ、その中にprint関数で指定した文字列が表示されます。

この黒いキャンバスがpy-terminal要素です。

PyScriptでは、デフォルトで標準出力標準エラーがこのpy-terminal要素に表示されます。

またpy-terminalタグをHtml上に明示的に指定することで、特定の位置にpy-terminal要素を表示することもできます。