ツリーマップは階層データを長方形の面積で表現します。
親の階層の長方形内に子の階層の長方形が描画されます。
データの読み込み
まずはデータを読み込みます。
準備するデータはgapminderデータセット(年・国ごとの平均寿命と一人当たりのGDP)の2007年分を抽出したものとなります。
[Google Colaboratory]
1 | import plotly.express as px |
ツリーマップ
ツリーマップを描画するにはtreemap関数を使います。
treemap関数の引数は下記の通りです。
- path
データの階層をリストで指定。 - names
セクタごとのラベルを指定。 - parents
親セクタのラベルを指定。最上位の階層に対する場合は空の文字列を指定。 - values
セクタごとの値を指定。 - branchvalues
値を合計する方法を指定。
“total”:親が子の階層すべての合計値
“remainder”:子が親とは別の値
continent(大陸)が親で、country(国)が子となるツリーマップを描画します。
数値はpop(人口)を設定しています。
[Google Colaboratory]
1 | px.treemap( |
[実行結果]
ツリーマップの特定の階層をクリックすると、その階層がドリルダウンして描画されます。
親の階層をクリックすると元に戻ります。
[実行結果(Europeを選択)]