前回はMongoDBを使えるようにセッティングを行いました。
今回はMongoDBのデータベースに関する操作を行ってみます。
データベース作成
データベースの作成を行います。データベース名はdb1とします。
[Mongoシェル]
1 | > use db1 |
useコマンドは、データベースの選択を行います。
ただしデータベースを選択しただけでデータベースが作成されるわけではありません。
データベースを選択した後にコレクションの作成などを行って、はじめてデータベースが作成されます。
データベースの一覧表示
データベースの一覧を表示します。
[Mongoシェル]
1 | > show dbs |
admin、config、local という3つのデータベースが存在することを確認できます。
データベースの統計情報
データベースの統計情報を表示します。
各種性能を計測したり、運用時にデータ量を確認する場合に便利です。
(useコマンドで選択されているデータベースの情報が表示されます。)
[Mongoシェル]
1 | > db.stats() |
参照頻度の高い情報を下記の一覧にまとめます。
フィールド名 | 説明 |
---|---|
collections | データベースの中にあるコレクション数 |
dataSize | 圧縮される前のデータサイズ |
storageSize | コレクションに割り当てられたスペースの合計サイズ (データ圧縮されたあとのサイズ) |
indexes | インデックス数 |
indexSize | インデックスのデータ量の合計 |
fileSize | ストレージに保存されるファイルのサイズ |
データベースの削除
データベースを削除します。
[Mongoシェル]
1 | > db.dropDatabase() |
MongoDBでは簡単にデータベースを作成できるので、一時的なデータベースや不要になったデータベースは削除しておきましょう。
Pythonで操作
上記の操作をPythonでまとめて行うと、次のようになります。
[ソースコード]
1 | from pymongo import MongoClient |
次回はコレクションに関する操作を行います。