ブロックチェーンの利用者はさまざまです。
- 一般企業
- 金融企業
- 中央銀行
- 政府機関
- 国際機関
- 個人
- ユーザ・グループ
- NPO団体
国境を越えて様々な利用があり得ます。
センサーの場合
センサ・データを取引しようとする場合、取引相手を見つけることは簡単ではありません。
データ取引市場はデータ・マーケット・プレイスの1つの形でしたが、不特定多数の人による取引ではなくビジネスとしてデータを売買して利益を得るための市場で、特定の分野に特化していることが普通でした。
一方、データ市場はマーケット・プレイスの1つですが新しいビジネスの創出を目的とした利用が多くなるはずです。
異なる分野のデータ提供者と利用者の間でデータ利用方法を自由に提案したり、異なるデータを組み合わせて新しい価値を創出したりするのに適しています。
開かれたデータ市場では暗号通貨取引のように取引所を通じて異なる分野や業種間の交流が活発になり、ラズベリーパイやPCなどの小型で汎用的なコンピュータの出番が飛躍的に増すことになるでしょう。
暗号通貨の場合
企業間取引のように相手が決まっている場合、送金先が特定できます。
暗号通貨取引では送金相手やデータ提供者間では、あらかじめ相手を知らないと取引できません。
個人でも送金相手が決まっていれば取引可能ですが、一般的に取引に応じてくれる相手を見つけることが難しくなります。
異なる暗号通貨間の取引、通貨と暗号通貨の取引は、自分が行いたい取引条件に合う相手を見つけなければなりません。
暗号通貨の取引所が多くない時代は、暗号通貨のミートアップなどを通じて取引相手を探すことが一般的でした。
現在では、暗号通貨取引所を利用するれば暗号通貨取引がスマホやPCでいつでも可能で、今後取引所はどんどん増えていく可能性があります。(例.DMM bitcoin、GMOコインなど)