Sikuli - デメリット

Sikuliには次のようなデメリットがあります。

  • 画面の解像度やテーマが変わると動かなくなる可能性がある
    Sikuliでは、画像マッチングでボタンなどの操作対象を探しているので、デザインが変わった場合やディスプレイの解像度が変わった場合などに、動かなくなる可能性があります。
    そのような問題が発生した場合は、プログラムの画像が入っている部分を正しく差し替える必要があります。
  • 自動実行中にはユーザ操作ができない
    RPAツールはマウス操作やキーボード操作を自動化するツールです。サンプルを作って実行するとすぐに気づきますが、実行中は自動的にマウスポインタが動いたりキー入力したりするので、その間ユーザは操作することができません。
    操作が禁止されるわけではありませんが、マウスが勝手に動く中それを遮るように人間がマウス操作やキー操作するのは現実的ではありません。
    完全にSikuliに操作を任せたいのであれば、Sikuli専用PCを用意するか仮想マシンを用意する必要があります。