RPAの認識タイプ

RPAには3つの認識タイプがあります。

  • 座標指定
    操作対象画面の2次元座標データを記録する方式です。
    ロボットの実行時に座標データを呼び出してボタンなどの位置を認識させて動作します。
    座標指定の方式は、操作対象画面の大きさや表示位置が変わると誤動作するという問題があります。
  • 画像認識
    操作対象を画像データとしてキャプチャーし、RPAの開発画面に登録する方式です。
    ロボットの実行時に画像データを読み込み、画面上の画像とマッチングして対象を特定し、入力やクリックなどの操作を行います。
    座標指定方式と違い、ボタンの位置が変わっても画像が同じであれば、修正せずに対応できる利点があります。
  • 画像要素認識
    入力欄やボタンといった画面の要素をHTMLファイルやアプリケーションそのものから読みとって記録する方式です。
    見た目ではなくHTML等の内部構造を解析して実行されるので、画面レイアウトや見た目が変わってもHTMLファイルやアプリケーションの構成要素が変わらなければ問題なく動作します。