グラフを作成
openpyxl.chart で定義されているクラスを使うと、ワークシートのデータから グラフ を作成することができます
グラフ を作成する手順は次のようになります。
- グラフオブジェクトの生成
グラフの種類に対応したオブジェクトを作成します。 - グラフタイトル等の設定
グラフオブジェクトのプロパティを使って、グラフの棒や線のスタイル、グラフのタイトル、縦軸と横軸のタイトルを設定します。 - データ用のReferenceオブジェクトの生成
グラフのデータが入力されているセル範囲を指定します。 - カテゴリデータ用のReferenceオブジェクトの生成
カテゴリデータは入力されているセル範囲を指定します。 - グラフオブジェクトへのデータ用Referenceオブジェクトの追加
グラフオブジェクトにデータ用Referenceオブジェクトを追加します。 - グラフオブジェクトへのカテゴリのReferenceオブジェクトの追加
add_dataメソッドで、グラフオブジェクトにカテゴリのReferenceオブジェクトを追加します。 - 位置を指定してグラフを配置
add_chartメソッドにグラフオブジェクト、グラフを配置する基準にするセル番地を指定して、ワークシートにグラフを配置します。
下記のサンプルソースでは、BarChartコンストラクタ を使って棒グラフを作成しています。
[Google Colaboratory]
1 | import openpyxl |
[Test.xlsx]
保存したExcelファイルを確認すると、棒グラフが作成されていることを確認できます。