今回は、データ数のカウントを行います。
サンプルデータ
以前用意した会社の部、課、従業員データを使用します。
集計処理(aggregate)①データ準備 - https://ailog.site/2021/09/02/2021/0902/
データ数のカウント
データ数をカウントする場合は、$countを使います。
$countには表示名を指定します。
[Mongoシェル]
1 | > db.employee.aggregate([ |
従業員コレクション(employee)全体のデータ数をカウントできました。
条件を指定してデータ数のカウント
$matchに検索条件を指定すると、条件を指定してのデータ数カウントができます。
30歳以上の従業員数をカウントする場合は、以下のようになります。
[Mongoシェル]
1 | > db.employee.aggregate([ |
グループごとのカウント
$countでは、グループごとのカウントを行うことができません。
$groupと$sumを使うことでグループごとのカウントを行うことができます。
ポイントは{$sum:1}とすることです。
[Mongoシェル]
1 | > db.employee.aggregate([ |
課ごとの従業員数をカウントすることができました。
Pythonで操作
上記の集計処理をPythonで行うと、次のようになります。
[ソースコード]
1 | import pymongo |
次回は、コレクションの結合を行います。