特定のフォルダにファイルを置くと自動的になにか処理を行うと便利です。
例えば、ファイルを置くとそれを自動で印刷したり、メールをしたりする場合などです。
今回はWatchDogというライブラリを使って、フォルダを監視する方法をご紹介します。
手順1 ライブラリのインストール
まずは次のコマンドを実行して、WatchDogライブラリをインストールします。
1 | pip install watchdog |
手順2 コーディング
次の通りコーディングを行います。
1 | from watchdog.events import FileSystemEventHandler |
WatchDogでは5種類のイベントを監視できます。
メソッド | 内容 |
---|---|
on_any_event | 全てのイベントを監視 |
on_created | 作成イベントを監視 |
on_deleted | 削除イベントを監視 |
on_modified | 変更イベントを監視 |
on_moved | 移動イベントを監視 |
手順3 実行結果を確認
監視フォルダにファイルを作ったり、削除したり、編集したりすると次のようにイベントを検知することができます。
Windowsでは、ファイルを編集するとイベントが2回連続で発生するようなので注意が必要です。