Sikuliの画面周りメソッドを知っておくと便利なことがいろいろあります。
例えば、getLastMatch()は最後に画像マッチしたオブジェクトをそのまま返してくれるので、waitで画像を見つけた後にclickするとき同じ画像ではなくgetLastMatch()を引数に設定すると、再検索する必要がなく処理が速くなるのでもっともよく使う関数の一つです。
また画像検索メソッドではタイムアウト(デフォルトで3秒)する時間を設定することができますが、setAutoWaitTimeoutを使えば一括で設定することができます。
画面周りの操作に関するメソッド
メソッド | 概要 |
---|---|
getScreen() | 領域を構成するScreenオブジェクト返す。 |
getLastMatch() | 最後に画像マッチした最も類似度が高いMatchオブジェクトを返す。 |
getLastMatches() | 最後に画像マッチしたすべてのMatchオブジェクトを返す。 |
getTime() | 最後に検索してから経過した時間(ミリ秒)を返す。 |
isRegionValid() | Regionが有効かどうか。 |
setAutoWaitTimeout(seconds) | 操作の際の自動待ち時間を設定する(秒)。 |
getAutoWaitTimeout() | 操作の際の自動待ち時間を取得する。 |
setWaitScanRate(rate) | 画像マッチングの際のスキャンレートを設定する。 |
getWaitScanRate() | スキャンレートを取得する。 |