Sikuliでは監視を行うことで、画像が見つかったときや消えたとき、変化したときにイベントを発生させコールバック関数を呼び出すことができます。
監視・イベントに関数するメソッドは下記の通りです。
(PSはPatternオブジェクト、Stringオブジェクトを表します。)
監視・イベントのメソッド一覧
メソッド | 説明 |
---|---|
onAppear(PS, handler) | PSが見つかったときに呼び出すhandlerを設定する。 |
onVanish(PS, handler) | PSが消えたときに呼び出すhandlerを設定する。 |
onChange(minChangedSize, handler) | 領域内の画像がminChangedSize以上変わったときに呼び出すhandlerを設定する。 |
observe(seconds) | 領域内の画像監視をseconds秒行う。監視中、処理は停止する。 |
observeInBackground(seconds) | 上記と同じだが、バックグラウンドで処理を行うため処理は停止しない。 |
stopObserver() | 監視を停止する。 |
hasObserver() | 監視を設定しているかどうか。 |
isObserver() | 監視中かどうか。 |
hasEvents() | 監視のイベントが発生したかどうか。 |
getEvents() | イベントに関するObserveEventオブジェクトを取得する。 |
getEvent(name) | イベントに関する引数に渡された情報を取得する。 |
setInactive(name) | 監視を指定した名称で一時停止する。 |
setActive(name) | 監視を再開する。 |
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