ETLはExtract(抽出)、Transform(変換)、Load(格納)の頭文字をとったもので、データ統合時に発生する各プロセスを意味します。
ETLの基本的な機能は次の2点です。
- データ処理機能
実務処理ではデータの処理が多く行われます。
ETLにはデータ処理のために、文字コードの変換、特殊文字の置換、フィルタ機能、複数データの結合、任意の列の追加、集計(合計値や平均値の算出)等、多くの機能が搭載されています。 - 外部機能との連携
ETLからスクリプト実行やバッチファイルの呼び出しを行うことで、他のツールを起動することができます。
またデータベースとの連結ができるコネクタと呼ばれる機能がついていて、データベースのトランザクションデータやマスタ類を利用して、最終的な成果物を作成できます。