Plotly㉑(ローソク足)

ローソク足時系列データを表現します。

頻度(週や月など)ごとの最大値(高値)と最小値(安値)を線分で表現し、開始値(始値)から終了値(終値)を長方形で表現します。

終値が始値より小さい場合と、大きい場合で違う色で描画されます。

ローソク足

Plotlyでローソク足を表示するにはCandlestickクラスを使用します。

まず、stock(株価)データセットを読み込みます。

[Google Colaboratory]

1
2
3
4
5
6
import plotly
import pandas as pd

stocks = plotly.data.stocks(indexed=True)
stocks.index = pd.to_datetime(stocks.index)
stocks.head()

[実行結果]


Candlestickクラス引数 open、high、low、closeにそれぞれ始値、高値、安値、終値のデータを設定します。

以下のコードでは、データを1か月ごと(月足)にリサンプリングしたDataFrameを作成し、ローソク足を描画しています。

[Google Colaboratory]

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
import plotly.graph_objects as go

ohlc_df = (
stocks["AMZN"]
.resample("1M") # 1週間ごとにリサンプル
.ohlc() # 4本値にリサンプル
)
go.Figure(
[
go.Candlestick(
x=ohlc_df.index,
open=ohlc_df["open"], # 始値
high=ohlc_df["high"], # 高値
low=ohlc_df["low"], # 安値
close=ohlc_df["close"] # 終値
)
]
).show()

[実行結果]