Plotly Express㉓(3D散布図)

今回は、3D散布図を表示します。

データの読み込み

まずはデータを読み込みます。

準備するデータはgapminderデータセット(年・国ごとの平均寿命と一人当たりのGDP)です。

[Google Colaboratory]

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import plotly.express as px

gapminder = px.data.gapminder()
gapminder.head()

[実行結果]

3D散布図

3D散布図を描画するには、次の2つの関数のいずれかを使います。

  • scatter_3d
    3D散布図を表示する。
  • line_3d
    3D折れ線グラフを表示する。

引数の x, y, z にはグラフに表示するデータを設定します。

また、引数sizeには要素の大きさを表すデータを設定し、引数colorにはカラースケールで表示するデータを設定します。

[Google Colaboratory]

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scatter_3d_fig = px.scatter_3d(gapminder,               # データセット
x="year", # X軸のデータ
y="continent", # Y軸のデータ
z="pop", # Z軸のデータ
size="gdpPercap", # 要素の大きさ
color="lifeExp", # lifeExp列で色分け
hover_data=["country"] # ホバーツールに表示
)
scatter_3d_fig.layout.update(scene={"zaxis": {"type": "log"}}) # Z軸を対数にとる
scatter_3d_fig.show()

[実行結果]

グラフを選択しドラッグすると、グラフの角度を変えて見ることができます。