データの分類予測の基準となる境界線のことを決定境界と言います。
前回構築したロジスティック回帰モデルではどのような決定境界が引かれているのかを可視化してみます。
決定境界を可視化
決定境界の可視化にはmlxtendというライブラリを使用します。
データとモデルを渡すだけで決定境界を可視化してくれるとても便利なライブラリです。
[Google Colaboratory]
1 | import numpy as np |
plot_decision_regionsメソッドの引数は下記の通りです。(4行目)
- 第1引数
スケーリングした訓練データの説明変数 - 第2引数
訓練データの目的変数 - 第3引数(clf)
構築したロジスティック回帰モデル
[実行結果]
構築したロジスティック回帰モデルでは、上図のような直線で決定境界が引かれています。
直線という制約があるので、決定境界周辺では正しく分類でいていないデータが多いようです。
ロジスティック回帰はデータを直線で分類(線形分離)できるケースに適したアルゴリズムです。
また、単純かつ計算コストが低いという特徴もあります。