スマートコントラクトは、ステートに情報を保持し他の誰かと情報を連携することができます。
ただこのステートに保持する情報の扱いには気を付ける必要があります。
ソースコード
privateなステート(secret)に文字を格納するだけのサンプルソースを準備します。
[ソースコード]
1 | pragma solidity ^0.4.11; |
このコントラクトを生成する場合に、秘密の文字列を設定します。(6-8行目)
またこの秘密の文字列はsetSecret関数(11-13行目)を使って更新することはできますが、その文字列を参照する関数はなく、privateで宣言している(3行目)ためその内容を確認することはできない・・・はずです。
本当にprivateで宣言していれば、その情報を参照することはできないのでしょうか。
次回は、このスマートコントラクトの動作確認を行います。