ビットコインの基礎知識(1)

ビットコインの実態は取引データの集合体

ビットコインの取引を行うためには、ウォレット・アプリを自身のパソコン・スマホ・タブレットに導入する必要があります。

このウォレットに誰かからビットコインを送金してもらうと、ウォレット上に自身が所有するビットコインの量(BTC)が表示されるようになります。

取引されたビットコインは、利用者同士のウォレット間で送受信された訳ではありません。

取引データはビットコイン・ネットワークと呼ばれる世界中にある何千台ものノードにブロードキャストされ、各ノードの中にある台帳に書き込まれます。

この台帳に書かれた取引データこそがビットコインの実態です。

全てのノードの台帳は常に同期されているため、ウォレットがどのノードに接続しても同じ取引データを参照でき、送金が行われるとそれを利用者は認識できます。