AnyTrading - Yahooから為替データ取得してAnyTrading用に加工

今まではビットコインのデータで検証を行ってきましたが、とても成績のいい学習済みモデルがあったので為替データを使って検証したいと思います。

まずは前準備として、為替データを取得しAnyTrading用に加工します。

為替データの取得はPythonのライブラリを使うと簡単にできます。

インストール

下記のコマンドを実行しpandas_datareaderというライブラリをインストールします。

[インストールコマンド]

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pip install pandas_datareader

為替データの取得

為替データを取得するソースは下記の通りです。

USDJPY1日足データ2010年から2020年までの10年分取得しています。

ファイル出力するときに、AnyTrading用にデータを整形しています。

[ソース]

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import pandas_datareader.data as pdr
import datetime

data = pdr.get_data_yahoo('JPY=X', start='2010-01-01', end='2021-01-01')

with open('(AnyTradingインストール先フォルダ)/datasets/data/FOREX_EURUSD_1H_ASK.csv', 'w') as f:
f.write('Time,Open,High,Low,Close,Volume\n')
for i in range(len(data.index)):
f.write('{:%m.%d.%Y} 00:00:00.000,{:.2f},{:.2f},{:.2f},{:.2f},0\n'.format(
data.index[i], data.Open[i], data.High[i], data.Low[i], data.Close[i]))

アカウントやアクセスキーを準備することなく、為替データが取得できるのでとても便利ですね。

次回はこのデータを使って、ビットコインで好成績を叩き出した学習モデルの検証を行います。